【Q&A】30代一流企業勤めですがローン審査に通らないのはなぜ?

Q:30代で世間的には一流企業とされる会社に勤める者です。新たにローンを組もうとしたのですが、審査が通りません。これはなぜでしょうか?収入も十分にあり、社会的信用もある会社に勤めているので納得がいきません。

A:年収や努めている会社が良くても審査が通らないケースは幾つも考えられるわ。例えば、他にローンは組んでいないかしら?あなた自身のローン総額が大きすぎれば、たとえ年収が多くても審査が通らないことがあるわ。

あとは、あなたのローン履歴。過去に支払いの延滞や未払いといったことは起こしていないかしら?年収に見合ったローンをしていたとしても、決められたルールを守れないお客さんと見なされるから、金融機関によってはブラックリスト入りになっている可能性もあるわよ。払いをしっかりしてくれないお客様に貸すのはリスクが大きいから貸せない。これは貸す側になって考えればわかるわよね。

その他の要素としては、勤続年数や住所と居住年数、家族構成など。今一流企業に勤めていたとしても、去年は無職だったとしたら、審査の際には前年度の年収などが参照されるのであまり意味がないものになるし、年収ほど重要視はされないけれど、資産評価という形で家の評価額や世帯全体の収入など。その他公開はされていないけれど、色々な情報が参照される場合もあるといわれているわ。

年収や勤務している会社は、あくまで審査に必要な要素の1つだから、それだけが良くても他が良くなければ落ちるってこと。あなたの場合はどこがダメなのかは詳しくわからないけど、以上の説明を参考にもう1度考えてみて。審査が通らないってことは、他の何かが悪いってことだから。今度は審査、通るといいわね。

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